うちの猫たちがこんなに可愛いのにその10000の1も伝えられていない!!!!
と常日頃から叫んでいる十歌です。
カメラ女子に憧れたことは一度たりとも無いのでカメラの知識はZEROです。
ISO?F値??ホワイトバランス???専門用語が出てくると途端に脳が思考を放棄する…というか調べてもすぐ忘れてしまう…
そんな私が自分用に猫を撮影する上で抑えておきたいポイントをまとめました。
プロのカメラマンと素人の違い
私は大体撮った後の写真を画像加工ソフト(アプリ)とかで調整して何とかしようと考えるんですが、プロの方が撮った写真を見た時に衝撃を受けたことがあります。
「加工しなくてもこのまま使える写真ばかり!!」だと。
明るさ等はもちろんトリミングの必要すらない。撮影された瞬間に完成されている。
そこが素人とプロの違いなんだと痛感しました。
技術はもちろん、持っている機材がそもそも違いすぎるんだからその時点で勝ち目が無いのは当然です。
なので素人は大人しく画像加工ソフト(アプリ)に全力で頼りましょう😂
また、プロがどういった事を考えて撮影しているのか?それを意識するだけでも仕上がりはだいぶ変わってくると思います。
記事の末尾にプロの方々が解説するサイトを参考に掲載しましたので、技術的な事を知りたい方はそちらを御覧ください!!
猫の写真を撮る上での悩み
- なんか暗い or 発光する(特に白猫)
- 構図や背景がイマイチ
- 早すぎてブレる
- カメラを向けた瞬間終わる
- スマホしか持ってません
とりあえず思いついたのを羅列してみました。
これらが少しでも解決できれば今よりもう少しマシな写真になるのでは!?ということでひとつずつ見ていきたいと思います!
①なんか暗い or 発光する
明るさ補正の調整
人間の目では明るく見えている場所も写真を撮ると暗い…
最近のカメラやスマートフォンはAUTOで明るさ補正をしてくれるものがほとんどなので、それの力を借りましょう。
大体合わせたピントの場所の明るさを見て補正をかけているので、ピントの位置にある被写体の明るさを注意してみましょう。
例えば上記の写真の場合、光があたっている部分や毛色が白い部分にピントを合わせると全体的に暗く、影の部分などにピントを合わせると明るめに補正が入ります。
手動で調整することもできます。スマフォの場合だとピントを合わせるために画面をタップすると思いますがその状態で上下や左右に指をスライドすると調整できたりします。(お持ちの機種によって操作方法は変わります)
明るさに関わるカメラ専門用語
コンパクトカメラや一眼レフをお持ちの場合はマニュアルや半自動モードで更に細かく調整することもできます。
代表的な用語だけでも抑えておくだけでだいぶ違うと思うのでピックアップ!!
光を捉える能力を表す国際基準の規格。
大体100~6400と幅があり、ISOの数値が高いほど画面が明るくなる。ただし高くすればするほど画像が荒くなるので注意!
レンズを通る光の量を調整する機構。
F値が小さい(絞りを開く)とシャッタースピードが上がり被写界深度(背景のボケ)は浅く、値が大きく(絞りを絞る)と被写界深度(背景のボケ)が深くなる。
被写体の明るさに合わせて光量を調整すること。シャッタースピードと絞りを組み合わせたものを「露出値」という。
露出補正モードではオートでこれら数値を調整してくれる。-5~+5ぐらいの幅があり、-にすると暗く、+にすると明るくなる。
特に白猫や黒猫をオートで撮ろうとすると上手くいかない事が多いですが、露出補正を調整するだけでもかなり変わるみたいです。
②構図や背景がイマイチ
まずは部屋にある生活感のあるものを片付けることから始めましょう(˘ω˘)
多分これが一番大きい原因だと思います。片付けられない場合は接写して猫の体で背景を隠してしまいましょうww
もしくは被写界深度を調整して背景を強引にぼかす!!!!
背景がぼけるだけで一気にプロっぽい写真になるので一石二鳥!!!(笑)
③早すぎてブレる
猫の動きのある写真が取りたい場合は、カメラならシャッタースピードを調整する方法がありますが、スマフォの場合は「連写機能」を使いましょう!!!
その中からベストな1枚を選ぶのです。
最近のスマフォだとライブモードなどカメラを押した前後まで撮影してくれて、後から選び直せる機能がついていたりするのでそれでもいいですね!
連写機能は「連写モード」を選択したり、最近のスマフォだとシャッターボタンを長押しで撮れる場合が多いです。
連写機能を使って撮影した場合、大量の写真が保存された状態になっていますので最高の1枚を選んだ後は他の画像を削除しましょう。じゃないとすぐにスマフォの容量を圧迫してしまうので注意です!!
④カメラを向けた瞬間終わる
猫あるある!!!
これはもう根気しか無いと思います(;´Д`)
可愛い寝姿を撮ろうと思ったのに起きちゃったとか、面白い遊びしてたのにカメラ向けた瞬間止めちゃったとか…
そんな時に私はカメラを向けて耐久勝負に出ます。
狙っていた行動を猫が辞めてしまったとしてもカメラを構えた状態で待機。
腕のぷるぷると戦いながら猫がもう一度やってくれるのをひたすら待ちます。
野生動物のカメラマンなんてたった一枚の写真を撮るために何日間も何週間もかけたりするんです。プロだって待つしかないんです。
愛猫の最高の瞬間を撮るためには数分間の腕のぷるぷるぐらい我慢しましょう(笑)
カメラが苦手な子もいるみたいなので、そんな子はカメラに少しずつ慣らしていくか諦めも肝心です(身も蓋もない)
⑤スマホしか持ってません
「別にいいんじゃないでしょうか!?」
というのが私の主張です。
はっきり言って高価な一眼レフを持っていたとしても、絞りやISOといったカメラの設定を理解していなければ宝の持ち腐れです。
最近はスマフォのカメラもAIを導入して限りなく一眼レフのような写真を撮れるようになってきています。素人目では大きな違いがわかりません(˘ω˘)
実際に比較してみた方がわかりやすいかと思いまして準備しました。
いかがでしょうか?
一眼レフが古いのも気になるところですが(笑)スマフォの写真を少し編集してあげればあまり気になる差ではないと思います。
照明などの条件が変わってくるともっと差が出るかもしれませんが、一般的な室内蛍光灯の下ではこんな感じです。
冒頭で言っていた「撮った瞬間から完成された一枚」というのはスマフォでは難しいかもしれませんが…。
猫の撮り方の参考になるサイト
私はカメラに関しては超素人なので、プロの方々が細かくレクチャーしてくれているありがたいサイトをご紹介して終わりにしたいと思います!
[blogcard url=”https://www.irisplaza.co.jp/media/A13945192468″]猫を撮る上で基本的なカメラの使い方を紹介しています。
超初心者向け。
ある程度撮り馴れている人がワンランク上の写真を目指してみるサイト。
全14回に渡るプロのカメラマンによる連載形式になっていてかなりの情報量です。
我らが岩合光昭大先生の猫撮影のノウハウがつまってます。
どちらかというと家猫というよりは外猫が中心ですね。
野良の子を自然体で撮るのって本当に難しいのにいつも生き生きとした写真を撮られていて…さすがプロ。