大切な猫がちょっとした不注意で家から脱走してしまった…。

自分がどれだけ気をつけていたとしても、第三者によって、または網戸が外れてしまったりなどの事故が起こって家から脱走してしまうこともあると思います。
迷子猫の捜索は時間との勝負です。
自分だけで探すには限界があります、迷っている暇はありません、急ぎ近隣の方の協力を仰ぎ捜索の「目」を増やしましょう。
チラシを配布したおかげで見つかったという事例も多数報告されていて、例えばコチラのサイトでは発見例の半数近くがチラシきっかけになっています。

でもどんなチラシを作ればいいのか…
とお悩みの方の為に、少しでも手助けになればと願いながらこのページを作りました。
どうかどうかお役立て下さい。
迷子猫の捜索チラシの作り方
チラシの作成方法は大きく以下の方法があります。
それぞれの方法別に無料テンプレート配布サイトを紹介しています。
下に行くほど制作難易度は下がりますので、ご自身が可能な方法からお選び下さい。
1.テンプレートをパソコン/スマホで加工して作る
ある程度パソコンやスマホを操作するスキルのある方は自分で作るのが一番安価にチラシを制作することができます。
パソコンの場合


パソコン用の名前や写真などを加工するだけで使えるテンプレートを配布しているサイトがたくさんありますので、そこからダウンロードして内容を修正して印刷しましょう。
テンプレート配布サイト一覧(見本画像付き)


大阪市が提供するペット捜索ポスターを無料で配布しているサイトです。
データ形式はエクセルです。
印刷した後に名前などを手書きで記入するタイプのデータ(PDF)も配布されています。
使い方がよくわからない方は制作マニュアルも掲載されていますので参考にして下さい。
犬用のテンプレートも配布されています。


「ネコチラブログ」という色んなエクセルを使ったテンプレートを配布しているサイトです。
データ形式はエクセルです。
「チラシを印刷」の項目で、印刷した後に名前などを手書きで記入するタイプのデータ(PDF)も配布されています。
迷子の子の探し方や捕獲時の注意点なども同時に解説されています。


保護猫団体「ねころび」さんのサイトで配布されているテンプレートです。
データ形式はエクセルです。
ダウンロードページに簡単な加工方法も紹介されています。
写真のスペースが大きく取られているのが特徴的なチラシです。


「Suprint」という印刷&ポスティング会社が無料で配布しているテンプレートです。
データ形式はパワーポイントです。
チラシの見本として試しに我が家のりんで作ってみました。
データ2種類でページの一番下からダウンロードできます。
印刷だけでなく、対応エリアであればチラシの配布も依頼できるようです。


ここまでワードで作られたテンプレートが1つも無かったのでワードしか操作できない方の為に私の方で作ってみました。
データ形式はワードです。
チラシの見本担当は三毛さんです。
下の緑のボタンからデータをダウンロードできます。
加工できる方はSNS用に利用してもらってもOKです!
※編集はせず印刷するだけのデータ(PDF)はコチラから
スマホの場合


スマホでポスターを作る場合はCanvaという画像作成アプリがオススメです。
Canvaの特徴は既にプロのデザイナーさんが作ったテンプレートの中から自分の好みのデザインを選んで加工することでオシャレな画像が作れる点にあります。
アプリは下記リンクからダウンロードできますので、まずはインストールして下さい。


Canvaの中にも既に迷子猫チラシ用のテンプレートがあります。
テンプレートを選ぶとアプリの中で直接写真を入れ替えたり文字を直すことができます。
左のテンプレートはCanvaで「迷子猫」と検索いただければ出てきます。
Canvaアプリの使い方は公式ヘルプを参照してください。
パソコンからでも利用可能です。こちらのリンクからCanvaのサイトに移動してください。
チラシ、ポスターだけでなく、名刺やインスタの投稿画像やYoutubeのサムネイル等も作れたりなど幅広く利用できます。
一部有料の素材もありますが、無料でも十分利用できます。
余談ですが、ここのブログのサムネイル画像はまさにこのCanvaで作っています。
2.チラシ制作ジェネレーターを使う
Webサイトに必要な情報を入力するだけで迷子チラシを作ってくれるツールを提供してくれているサイトもあります。
大体が捜索掲示板などを運営されているサイトが多いので、チラシ制作と合わせて情報を掲載しておくと見つかる手がかりに繋がるかもしれません。


「LOSTPET.JP」という迷子ペットの情報を掲載できる情報サイトです。
チラシを作るだけなら会員登録などは不要なようです。
ですが…少しでも情報を集めるために可能であれば掲載できると良いですね。
チラシの見本が無かったので試しに我が家のぼたんで作ってみました。
写真は1枚か2枚の2種類から選べるようになっています。


「ネコジルシ」という猫の里親募集も活発に行われている猫専用SNSサイトです。
迷い猫掲示板があり、そこに登録することでチラシも無料で作成することができます。
利用には会員登録の必要がありますので、まずは会員の登録を済ませてから掲示板に情報を掲載しましょう。


「ドコノコ」という犬・猫の写真が共有できるSNSスマホアプリです。
アプリのインストールは下記からできます。
このアプリに登録することによって、近くに住んでいるドコノコ利用者に迷子のお知らせが自動で届くようになっています。
こちらもまずはアプリをインストールして登録する必要がありますが、お知らせ機能は非常に強力なツールなのでぜひ登録しましょう!!
※画像は犬ですが猫も作成できます
3.テンプレートを印刷して写真やペンなどで書き足す
パソコンなどでは編集せず、印刷した後に写真を貼ったり必要な情報を書き足したものをカラーコピーして量産する方法です。


左のようなイメージの迷子チラシのテンプレートを作成してみました。
データ形式はPDFです。
「写真スペース」部分に猫さんの写真を貼っていただき、その他の必要な情報はマジックなどの太いペンで記入をして下さい。
あとはコンビニのコピー機等でカラーコピーするだけ。
データは下の緑のボタンを押すとダウンロードできます。
パソコン編集用のデータを配布している他のサイトにも印刷用PDFデータを配布しているところがいくつかありましたので、そちらも参考にしてみて下さい。
4.印刷会社に依頼する
チラシのデザインから印刷まで一手に引き受けてもらえるので依頼するだけで済むのが印刷会社の一番のメリットです。
また個人が大量のチラシを印刷するのは限界がありますが、印刷会社では何千部でも印刷が可能です。
有料にはなりますが、どのみち印刷する時にはお金はかかりますので、まとめて一気にお願いして空いた時間は猫を探すことにも使えます。


「ねこてっくす」という迷子ペットチラシ/ポスター専門の印刷会社です。
サイトには無事に保護できた子の実例や猫の探し方なども非常に詳しく掲載されていますので、余裕があればそちらもぜひご覧下さい。
背景のある写真もプロのデザイナーさんによって猫が目立つように切抜き加工もしてくれるようです。
色は何種類かから選べるようです。枚数は100枚~注文可能。


「迷子ペット.net」という迷子ペットチラシ/ポスター専門の印刷会社です。
デザインや色が何種類かあって、ペットが目立つデザイン、人間の目を引くデザインなどなど、用途を選んで注文できます。
デザインによっては背景の切抜き加工もしてくれるようです。
枚数は100枚~注文可能。


「迷子猫チラシ総本店」という迷子ペットチラシ/ポスター専門の印刷会社です。
色の種類が何種類かあり実際に見つけることが出来たレイアウトを採用しているとのこと。
デザインのみの依頼で印刷はコンビニで自分が必要な分だけ印刷する方法も選べるようです。
枚数は100枚~注文可能。
迷子猫チラシに入れる情報
テンプレートを利用する場合は既に必要な情報は載っているので、基本はそちらを修正するだけで大丈夫です。
もしご自身でチラシを作られる際は、最低限以下の情報は入れておくといいかな?という情報を列挙します。
- 迷子になった日付
- 行方不明になった場所
- 猫の名前
- 猫の写真
- 年齢
- 毛色や柄
- 首輪やマイクロチップの有無
- その他の猫の特徴や性格
- 連絡先(電話番号、メール等)
ぶっちゃけ写真が一番重要なので、写真のスペースが大きく取れるように工夫すると良いと思います。
SNSでも捜索の呼びかけを!
紙のチラシやポスターだけでなく、SNSで呼びかけることも忘れずに!!


ここまで紹介してきたテンプレートのデータを画像にして貼り付けるとより効果的です。
画像の作り方がわからなければ、印刷したチラシをスマホで写真撮影すればOK。
ハッシュタグ「#迷子猫、#迷い猫、#拡散希望」なども必ず入れてくださいね。
※できれば個人情報が入っているところは削除しておきましょう
何がきっかけで見つかるかわかりません。
とにかくできることは全てやり、絶対に見つかると強く信じてください!!
一日でも早く見つかることを祈っています。
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