りんの避妊手術(1)~手術まで~

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ついにこの日がやって来た

りんは生後半年(推定)を迎え予定していた避妊手術をする日がやってきました。

この数週間前から発情期に近い行動や鳴き声を頻繁にするようになっていて、どう見てもストレスが相当かかってそうな感じでした。

幸い我が家は近隣のお宅への迷惑を気にしなくてもいい環境だったのでその点は問題なかったのですが、集合住宅などにお住まいの方は大変だろうな~というぐらい鳴きまくっていました。

そういう事もあって生後半年を迎えたので早々に避妊手術の予約を入れました。

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避妊手術をするための準備

前日の22時以降はご飯抜き。当日は水も抜き。

あとまだこの時りんは確実に捕獲できる保証が無かったので、前日の夜からケージで過ごしてもらうことにしました。

避妊手術準備
ケージの中の水を飲んでいる間に扉を閉めたので出られなくて困惑しているりん様

「出られない?アレ?出られない??」

と最初はウロウロしていたんですが、りん様ケージに閉じ込められるのこれで2回目だからか?早々に観念していました。

避妊手術準備
猫ベッドで拗ねていたのでご機嫌取りのブラッシング

そんな感じで一晩をケージで過ごしてもらい、翌朝の9時に病院にGO(無事に捕獲できました)

避妊手術当日
病院で待っている間、助けを求める声で「ニャーニャー」鳴き通しだったりん様

獣医さんに「よろしくお願いします」と預けて、迎えに行くのは夕方以降とのことだったので私は家に帰りました。

しかし家に帰ったら大変な事実に気づきました

りんがいたケージを掃除しようとした時に異変に気がつきました。

ケージの中にぶら下げてあったオモチャが千切れている…?

しかもどう見てもそのヒモの長さが足りない…!!

 

一気に血の気が引きました。

 

ちぎられたヒモ
これが問題のオモチャと千切られたヒモ。長さにして10~15cmぐらいが消えていました。

ケージの中やその周辺をすぐに探しましたが消えたヒモは見つかりませんでした。

即病院に電話。

事情を話すと「避妊手術はキャンセル」になりりんを迎えに行くことに。

病院では避妊手術から一転し誤飲の診断に切り替わり、食べたであろうヒモを見てもらいながら獣医さんと相談。「2~3日様子を見ましょう」ということでその日は帰りました。

その日のりんは1回だけえずく素振りはしたものの特に変わった様子はありませんでした。

誤飲に関しては気をつけていたつもりだったのに、特に一番食べてはいけないヒモを食べさせてしまうなんて…(普段からヒモでは遊ばせないようにまでしているのに)後悔とりんへの罪悪感と避妊手術ができなかった事で滅茶苦茶落ち込みました。

恐らく前日からご飯を抜いていてお腹が空いていた事で普段と違う行動をしてしまったのだと思います。

その後ヒモは無事に出てきました!

その日からの私の仕事は毎日りんのウンチをチェックすることでした。(ぼたんが食べた可能性もあったので正確には2匹分)

ウンチが出たら1個1個潰して中にヒモが入ってないかをチェックします。

そもそも最悪、ヒモが腸に引っかかるか、腸閉塞を起こしウンチが出ない場合もあるので毎日ちゃんとウンチが出ていることに安堵し、ヒモが入っていない事に落胆しの日々でした。

避妊手術をキャンセルした日からちょうど1週間後。

いつものようにウンチをチェックしていたら、りんのウンチの中から長さ10cmほどのヒモが出てきたんです!!!

デタ━━━(゚∀゚)━━━!!

りんの体はヒモをちゃんと不純物として体の外に排出してくれたようです。偉い子~~~~!!!よかったぁぁぁぁ!!!

無事にヒモを確認したことを病院に連絡し再度避妊手術の予約を入れました。

最悪の事態にならなくてよかった…本当に本当に安心しました。

何事もなく無事に済んだのはラッキーだっただけだと思っています。誤飲は完全に人間の落ち度です。これぐらい大丈夫だろうというちょっとした気の緩みが最悪の事態につながる可能性があることを改めて認識しました。

それから部屋中のものを再度見直して、猫たちには悪いけど一人遊び用のオモチャがゴッソリ減りました(;´∀`)もともと猫じゃらし等を出しっぱなしにはしていなかったんですけどコレは大丈夫だろうと思って出していたオモチャも怪しいものは徹底的に排除。その分しっかり遊んであげないとな~!

というわけで、避妊手術やり直しです!またご飯抜きからかー!!

(次回に続く)

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この記事を書いた人

野良猫を拾うことになった猫初心者のドタバタ生活を記録していきます。同じ悩みを持った方のお役に立てたら幸いです。

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