膝の上で抱っこが家猫訓練の最終目標
部屋の中で触ることにだいぶ抵抗がなくなってきたので、今度はお膝の上抱っこの訓練を始めたいと思います。
これは私が想定している家猫訓練の最終段階であるとともに、今後の爪切りや歯磨きをする上でのファーストステップでもあります。
まずは膝の上に乗ることから馴れてもらう
こんな風に私がソファに座っていると(目的はなんであれ)ぼたんは隣にやってくる事が増えたのでそのタイミングを狙います。
写真を撮っているどころではないので画像はありませんが(笑)ザッとこんな感じの段階を追っていきました。
◆訓練内容◆
近くに来た時に捕まえて強制的にひざの上に乗せしばらくナデる(毎日)
1日目:即逃げられました
2日目:逃げそうになったら引きずり戻して頭をナデナデ。それでも何度も逃げようとして爪が出たところでリリース
3日目:膝に乗せた数秒だけとどまるように(その間に頭をナデナデ)。でもその直後逃げました。
4日目:膝に乗せた時のとどまる時間が急に増えました。しばらく頭をナデていたらそのまま膝の上に着席。私ビックリ!
「膝の上も悪くないでしょ~死なないから大丈夫大丈夫!」ぐらいの感覚でナデナデ。
そして5日目の朝に大きな転換点が訪れました。
トイレ掃除をしていた時にいつも体をこすりつけて(ご飯要求して)くるぼたんが膝の上に自ら乗ってきたのです!
その時はすぐ降りてしまいましたが、自主的に乗るということを1度でもしたということは膝の上への抵抗が無くなってきた証拠!あとはぼたんのペースで膝の上に来てくれるのを待つことにしました。
そしてその機会は程なくしてやってきました。
いつものようにソファに座っていると同じくいつものように隣にやってきたぼたんが、そ~と前足を伸ばして恐る恐る膝の上に乗ってきたのです!
心の中で響くファンファーレ!!
そのままちょこんと座ってくれたので、もう「ヨシヨシヨシヨシヨシ良い子良い子」するしかないですよね!!!!
その後のぼたん
少しでも座り心地がいいようにモフモフブランケット&あぐらで待機
ナデナデ中は時おり噛まれながら(痛い)
そのままナデ続けていたら、最終的には膝の上で寝てくれるまでになりました!!!ずっと憧れてやまなかった光景が目の前に広がっている( ;∀;)
それからというもの、毎日のようにお膝の上に乗ってきてくれるようになりました!!楽園はここにあった…
他猫のフリ見て…
「一方その頃りん様は」シリーズ。
ソファの隣に置いてあるキャットタワーから膝の上のぼたんをジッと見ていました(可愛い)。大体いつもここに居る不思議。
ナデナデ訓練の時もそうでしたが、なんでもぼたんが1週間ぐらい先行するのでその姿を見て警戒を緩めてもらう作戦です。
それと同時にぼたんより少し遅れてからではありますが、りん様もお膝の上抱っこ訓練を行いました。やったことはぼたんと一緒です。
むしろ抱き上げても暴れなかったこと、逃げた時に引きずり戻しても大きな抵抗をしなかったことが驚きでした。
そんな事をくり返していたある日、ぼたんが膝の上でスヤスヤ寝ていた時に…
ぼたんを舐めるという口実のもと、りん様もお膝の上にお越しになりました!!!(多分寂しかったんだと思う)
りんも一緒にナデてみると喉をゴロゴロ鳴らし始めたので「このツンデレめ~!」と思いながらも私の心はホックホク(そして満面の笑顔)
大体座る時ぼたんが下敷きになるんですがこれは照れ隠しなのかな???(ぼたんはいい迷惑w)
またある日、私がソファで横になっていて気づいたら二匹が足の上に寝ていたりとか次々と新しい姿を見せてくれるようになりました。
我が生涯に一片の悔い無し
憧れに憧れていた「添い寝」までしてもらった日にはもう思い残すことはありません。
ここまで私に心を許してくれるようになった二匹には感謝しかありません。ありがとう!ありがとう!!
もちろんまだ警戒心が無くなったわけではなくビビって逃げられたりするのは毎日のことなのですが、それはもう時間をかけてほぐしていくしかないと思っているので全く問題ないです!
こんな日が来るなんて1ヶ月前まで想像もできなかったな~!「愛情はいつか必ず伝わるから信じて愛を送り続けて」とどこかで見かけた言葉は本当だった。ちゃんと届いているよと二匹は行動で示してくれました。
その信頼に応えるべく、これからもたくさんの愛を送り続けようと思います!!
その後毎晩来てくれるようになりました(後日追記)
その時の様子について写真もたくさんあるので別の記事にまとめました。
よほどブランケットの上が気に入ったのか、ブランケットが無いとむしろ乗ってきてくれない程になりました(;´∀`)
でもブランケットがあれば高確率でやってきてくれるので猫を吸い寄せる魔法のアイテムと化しています!!
ブランケットの使い方も改良して現在はハンモック状にしています(あぐらだと長時間がきついので)
図解してみたので↓参考にしてみてください!!
特に寒い季節に猫さんがひざの上に来てくれるのは至福のひと時!猫さんの性格にもよりますが一緒に暮らしている方はぜひチャレンジしてみてください。