我が家の保護猫たちは保護した当初は人に怯え全く触ることができない野良猫でした。
そんな状態から手で触れられるようになるまでの試行錯誤のお話をまとめました。
「人馴れを早めるコツはひたすら触れること」
私が心の底から尊敬する保護猫ボランティアさんからいただいた言葉があります。
人馴れが一向に進まない中、猫たちの体調不良などで病院に連れて行く必要性がでてきた際に藁にもすがる思いでとある保護猫ボランティアさんにメールをお送りしました。
突然送られたメールにも関わらずとても親切にお返事をいただき、その時に書かれていたお言葉が下記のものです。
「人馴れを早めるコツはひたすら触れること」
その時のアドバイスももちろん、その方が更新されている家猫訓練のブログ記事(1000記事以上)は全て読みました。
私は当然この方の足元にも及びませんが使われているテクニックや対処法などはとても参考にさせてもらっています。
なにより大事なのは「どんなに人馴れしていない猫さんでもいつかはナデナデ大好きな子になる!」という勇気をもらえたことです。
そんな尊敬する保護猫ボランティアさんのブログはこちら↓
「いえねこ修行」
https://blog.goo.ne.jp/kayoko_nya-
里親募集や譲渡会(北海道)の情報なども掲載されています。
ナデナデ訓練開始!
というわけで、Let’s ナデナデ!!
これまた我がバイブル「野良猫の拾い方」より中々人馴れしない子には孫の手を使うといいとあったのでそれを使って始めていきます。
そのために前々からちゅ~るを使って孫の手には馴れさせていました。
まずは「ご飯に夢中になっている時のが警戒心が薄れている」という情報を信じご飯中に挑戦してみます。
意外にいけた。
もちろん全く反応しないわけではなくて、ちょいちょい「何?」みたいに不審な目で見てくるのでその度に「いつものちゅ~るのヤツだよ~」と匂いを嗅がせます。
そうしたらまたご飯を食べ始めるので→撫でる→こっち向いたら匂い嗅がせる、のくり返しでナデナデしていきました。
ちなみにりん様は…
手前のご飯を食べていたのに体に触れた瞬間後ろに飛び退きました。
でも匂い嗅いだらまたご飯食べ始めたので再度挑戦したけど同じ反応でした。こっちはまだ無理っぽいな~。
猫じゃらしでもナデナデ訓練
「ご飯中に触られるのは猫でも人間でも嫌でしょ?」「そもそも意識が他に行ってるから意味ない」という意見も見かけたので、別の方法でもトライしていきます。
基本は彼女たちが抵抗なく受け入れているアイテムを使っていきます。
孫の手の次はオモチャの猫じゃらしです!
この表情を見てもらえれば語るまでもないと思いますwww
ナデナデ訓練の目的は「ナデナデは気持ちがいいもの」と知ってもらうことにあります。
気持ちいいとか以前にド緊張で硬直(笑)まぁ最初だからね…この後しつこく撫でてたら逃げられました。
あと猫じゃらしなので…
「ガブッッ!!」
ってきます。
ナデナデ気持ちいいより遊びたい欲が勝ってしまうという弊害もありますが、数秒でも撫でることはできたので馴れるにはもってこいのツールになりそうです。
それから毎日チャンスがあれば猫じゃらしでナデていました。すると…
うっとりした表情いただきました!!!
(この写真の注目ポイントは奥のりん様の表情です)
この辺りではナデれる時間も数秒→数分まで進歩しています。
ふさと棒の付け根辺りでゴシゴシこする感じでナデると気持ちがいいみたいでした。
「ナデナデは気持ちがいいもの」と少しは伝わっただろうか?
まだぼたんしか触れるのは無理なのですが、りんに対してはぼたんがナデられて気持ち良さそうにしている姿を見るだけでもかなり効果があると思っています。
ナデナデが気持ちいいとわかってもらえたら、次の目標は素手でのナデナデです!!
いけるかなー!?